病院沿革
病院の立地環境
病院の所在地である岩手県宮古市は、三陸海岸のほぼ中央・本州の最東端に位置し、沿岸南部・北部と内陸を結ぶ交通の要衝にある。陸中海岸国立公園の中心の町として、浄土ヶ浜等の観光名所に事欠かない風光明媚の地である。また、南部鼻曲がり鮭の本場である津軽石川を擁する本州随一の「さけ」のまち(サーモンランド)としても有名である。なお、全国初の第三セクターによる三陸鉄道の中心地でもある。
宮古病院は、宮古市の中心部から北東約5kmの太平洋が一望できる高台に位置する。宮古・下閉伊地域における唯一の総合病院であり、この地域の中核的医療機関の役割を有している。
沿革
地域住民の出資による「購買利用組合宮古共済病院」と個人経営の「宮古共済堂病院」の二つの医療機関が現在の県立宮古病院の前身となっている。
(宮古共済病院の沿革)
昭和11年5月 | 宮古共済病院が開院(病床数50床) |
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昭和25年11月 | 岩手県に移管され、県立宮古共済病院となる 病床数214床(一般157床、結核47床、伝染10床) |
(宮古地方病院の沿革)
昭和19年4月 | 宮古奨健寮が開院(病床数112床) |
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昭和25年11月 | 岩手県に移管され、県立宮古地方病院となる 病床数239床(一般181床、結域58床) |
(県立宮古病院の沿革)
昭和34年4月 | 県立宮古共済病院と県立宮古地方病院が統合し、県立宮古病院となる 病床数439床(一般314床、結核105床、伝染20床) 附属診療所を3か所に開設(重茂・花輪・刈屋) |
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昭和43年9月 | 病棟の増改築 |
平成4年6月 |
宮古中心地から現在地へ移転新築 413床(一般400床、伝染13床) |
平成11年4月 |
感染病床承認(伝染病床廃止) 404床(一般400床、感染4床) |
平成12年5月 | 自治体立優良病院として表彰 |
平成13年5月 | 総務大臣表彰 |
平成15年11月 | 管理型臨床研修病院の指定を受ける |
平成16年11月 | ISO14001認証を取得 |
平成17年3月 | (財)日本医療機能評価機構より病院機能評価の認定を受ける |
平成17年12月 | 結核病床承認 387床(一般373床、結核10床、感染4床) |
平成20年2月 | 地域がん診療連携拠点病院の指定を受ける |
平成22年7月 | DPC対象病院として認定 |
平成24年3月 | 特別室一部廃止 377床(一般363床、結核10床、感染4床) |
平成25年3月 | 病棟再編 |
平成25年4月 | 地域周産期母子医療センターの指定を受ける |
平成25年8月 |
5階に外来化学療法室を移室 病院機能見直しに伴う一般病床の変更 344床(一般330床、結核10床、感染4床) |
平成25年9月 | 5階にがんサロン「はまぎく」を開設 |
平成28年10月 | 地域医療支援病院の指定を受ける |
平成30年2月 |
病院機能見直しに伴う一般病床の変更 337床(一般323床、結核10床、感染4床) 透析室施設拡張 |
平成31年1月 |
病院機能見直しに伴う一般病床の変更 334床(一般320床、結核10床、感染4床) |
令和6年4月 | 地域がん診療連携拠点病院から地域がん診療病院へ指定変更 |