岩手県立宮古病院

岩手県立宮古病院-看護科

外来

・ 外来診療科 :20科

 外来は1階フロアと2階フロアの20診療科で、月曜日から金曜日までの午前を中心に診療を行っています。月平均約9,000名の患者さんとそのご家族が安心して外来受診できるよう、看護職員は笑顔と挨拶で日々の診療に携わっています。

 

 外来看護師は、21診療科の看護の他、内視鏡室、化学療法室、透析室での専門的な治療に関わり、患者さんが治療と生活を両立できるよう支援しています。また、専門の看護師がケアを行う、リンパ浮腫外来、フットケア外来、乳がん看護外来、助産師による助産外来、産褥外来など、患者さんの生活の質が改善し安心して生活ができるよう支援する看護外来も行っています。

 

 

 入院が決まった患者さんには、入退院支援看護師が患者さんとご家族と話し合う場を持ち、入院から退院まで、そして退院後も外来で安心して療養できるよう看護を提供していきます。外来では、状況に応じてケアマネジャーや訪問看護師など、地域を支えるスタッフとの連携も行っています。

 

 

 

 

 救急室では24時間体制で救命・救急処置にあたり月平均約700名の方が来院し、そのうち救急車での来院が月平均約250名となっております。宮古医療圏の救急医療を一手に担っております。

 

<看護外来>

フットケア外来では、専門医2名とフットケア研修を修了した看護師5名で糖尿病の患者さんに合併しやすい足病変の進行と悪化を予防することを目的にフットケアを行っています。具体的には足の状態に合わせて足をきれいにし、爪切りやタコ・ウオノメの処置を行っています。自宅でもお手入れができるよう足の観察の仕方や爪の切り方など患者さん個々にあったケアや指導もしています。皆さんの足を守るお手伝いをさせていただきます。一緒に大切な足を守っていきましょう。

リンパ浮腫外来では、手術後や静脈疾患によるリンパ浮腫の患者さんに対し、4つの治療法(スキンケア・医療徒手リンパドレナージ(マッサージ)・圧迫療法・運動療法)を用いて、医療徒手リンパドレナージ資格を取得したセラピストが治療を行い、リンパ浮腫の軽減をはかっています。日常生活が少しでも楽に過ごせるようお手伝いをさせていただきます。お困りの方はご相談ください。