病院の特徴
スタッフなど「人」の魅力
約35名ほどの常勤医が、日々の診療や救急医療等でお互いに助け合っています。診療科の垣根が低く、話しやすい環境の医局。若手医師も多数在籍。
地域医療にどっぷりつかる環境の中で、「総合医マインド」(患者を疾患だけでなく人間として総合的にとらえ問題を解決していく)を育むことができます。
ほどほどのサイズ感の医局なので、研修医に目が届きやすく、目を配るように各科の指導医が心がけています。ローテートの中の科に限らず、担当した症例に関して上級医にマンツーマンで指導してもらえます。
やりがいや専門性を発揮できる症例数の豊富さ
地域医療支援病院(平成28年11月28日指定)、地域がん診療病院、地域周産期母子医療センターや地域災害拠点病院などの圏域の様々な基幹病院に指定されており、幅広く専門研修ができます。
宮古医療圏での唯一の24時間365日対応救急病院としてほぼ全ての救急車や患者を受入れています。救命救急センターの指定はないものの、実質は3次救急まで対応。実践的な救急対応の研修ができ2年間を通じて救急医療について相当の実力がつきます。たすきがけ研修や他県からの被災地支援研修の研修医からも、最前線で診療にあたることから、自信がついたと好評。(「症例数比較」参照)
最新の医療機器の整備など勤務環境や研修環境が充実
MRI装置は1.5テスラで平成25年3月に更新、心臓カテーテル検査装置も令和6年に更新整備されました。DSA(脳血管・腹部血管・四肢血管の造影装置)は平成29年に更新、放射線治療の装置も令和2年9月に更新し検査や治療を実施しています。
岩手医大等と遠隔画像伝送システムを結び、遠隔医療の実践と研究への協力を実施。テレビ会議システムを活用し、県内の県立病院をはじめとする医療機関をつないで、それぞれで開催している研究会などを中継し当院で視聴することも可能。
研修医室があり、医局とは独立しています。ソファもあるので、上級医に気兼ねなく休息をとることができます。
女性医師用レディースルーム(令和2年度内に拡充されました)を完備。県立病院のJOY(女医)サポートプログラムなど、子育てしながら働けるよう勤務環境の整備に取り組んでいます。
図書室があり、臨床研修医専用のコーナーが設置されている。ビデオ類の貸出も可能。病院機能評価や臨床研修のピアレビュー(相互評価)でも高評価。
必要な研修会や講習会は病院で出張旅費が支給。
買い物などの生活環境も(田舎なりに)整っている
宮古の特徴として冬でも晴れている日が多く、夏でも涼しく快適ですごしやすい環境。
病院隣接で医師公舎(5階建ての鉄筋コンクリート、1K)が併設。病院まで徒歩1分。妻帯者(及び予定者)には別に妻帯者用公舎あり。病院隣接の医師公舎の1階には24時間保育ができる「あすなろ保育所」を併設。
病院併設で「ヤマザキデイリーショップ」の店舗があります。国道を挟んで病院の前に24時間のコンビニがあります。
食事は複数のお店から弁当を手配することもできるし、病院食(常食)を頼むことも可能。
宮古市内へは車で移動が便利ですが、病院正面からバスもあります。寿司屋をはじめ多くの飲食店があり、夜間や休日の食べ歩きも楽しいです。近くには1年を通じて使えるゴルフ場があります。釣り好き(太公望)にとっては屈指の穴場が多い。
交通アクセスは、盛岡まで車で約1時間30分、盛岡で夕方の懇親会に参加してお酒を飲んでも帰ってくることが可能。