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リハビリテーション技術科

リハビリテーション技術科のご紹介

リハビリテーション技術科は、理学療法・作業療法・言語聴覚療法の3部門で構成され、多職種連携(医師・看護師・医療相談員等)を行いながら、それぞれの専門性を活かして患者さんの支援に努めています。
また、当院は地域の急性期病院として、入院直後からの早期リハビリテーションや土・日・祝日を含めた365日リハビリテーション提供体制、回復期病院との連携など、シームレスなリハビリテーションに力を入れています。

 

基本理念

地域の皆様の健康と命を守るため

  • 良質なリハビリテーション医療の提供
  • 信頼され親しまれる部門
  • 働きがいのある部門づくり

を目指します。

 

基本方針

  • 安全でやさしいリハビリテーション医療の提供
  • 急性期リハビリテーション医療の提供
  • 宮古広域圏の保健・福祉・他医療機関との連携強化
  • 科学的根拠に基づく質の高いリハビリテーション医療の提供
  • 働きがいのある活気に満ちた部門づくり
  • 環境に配慮した部門づくり

 

届出施設基準

  • 脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅰ)
  • 廃用症候群リハビリテーション料(Ⅰ)
  • 運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
  • 呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)
  • 心大血管リハビリテーション料(Ⅰ)
  • がん患者リハビリテーション料

 

リハビリテーションスタッフ

  • 理学療法士:10名
  • 作業療法士:5名
  • 言語聴覚士:2名

 

認定資格等

  • 3学会合同呼吸療法認定士:3名
  • 心臓リハビリテーション指導士:2名
  • リンパ浮腫療法士:1名
  • 認定理学療法士:1名
  • がんのリハビリテーション研修修了:12名
  • 地域ケア会議リーダー:3名
  • 臨床実習指導者講習修了:8名
  • JRAT:1名
  • いわて糖尿病療養指導士:1名
  • 介護支援専門員:1名

各療法紹介

理学療法

理学療法は、病気や怪我などにより運動機能が低下した方々、高齢や手術により体力が低下した方々に対し、医師の指示に基づき、運動療法(筋力トレーニング・関節可動域運動・起き上がりや立ち上がりなどの基本動作練習・呼吸練習など)や物理療法(低周波、超音波など)を行い機能や体力の回復を図ります。また、福祉用具・環境整備の紹介・助言も行っています。

 

主な対象疾患

  1. 整形外科疾患(骨折、靱帯損傷など)
  2. 脳血管疾患(急性期の脳出血、脳梗塞、くも膜下出血など)
  3. 神経筋疾患(パーキンソン病、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症など)
  4. 呼吸器疾患(肺炎、慢性閉塞性肺疾患など)
  5. 外科疾患(手術等の治療に伴う安静臥床により生じた廃用症候群、がん患者)
  6. 内科疾患(内科治療に伴う安静臥床による廃用症候群)
  7. 循環器疾患(心不全、心筋梗塞、心臓外科術後などの心大血管疾患)
  8. 小児疾患(脳性麻痺、低酸素脳症など)
  9. その他(理学療法により改善が期待される疾患・病態)

 

作業療法

日常生活に関わる動作(食事や着替え・トイレなど)や活動(家事・仕事・趣味など)の向上を図り、社会の中でその人らしい生活を送れるように支援しています。一人一人に合わせた指導や援助を行い、日常生活や社会生活の中でできることが増えることを目標としています。また、身体機能だけではなく、高次脳機能や認知機能の障害に対しての支援も行っています。

 

主な対象疾患
  1. 脳血管疾患(急性期の脳出血、脳梗塞、くも膜下出血など)
  2. 神経筋疾患(パーキンソン病、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症など)
  3. 整形外科疾患(骨折、股関節疾患、腱損傷など)
  4. 外科手術、呼吸器疾患、内科疾患等の治療時の安静期間により生じた廃用症候群、がん患者
  5. その他(作業療法により改善が期待される疾患、病態)

 

言語聴覚療法

主に言語障害(言葉が出てこない・話が理解できない・文字が読めない等)や摂食嚥下機能障害(飲み込みにくい・ムセてしまう・上手く食べられない)のある方々に対して、必要な検査・訓練の他、指導や助言など支援を行い、その人に合った食事や言葉についてサポートしています。

 

主な対象疾患
  1. 脳血管疾患(急性期の脳出血、脳梗塞、くも膜下出血など)
  2. 神経筋疾患(パーキンソン病、多発性硬化症、筋萎縮性側索硬化症など)
  3. 外科手術、呼吸器疾患、内科疾患等の治療時の安静期間により生じた廃用症候群
  4. その他(言語聴覚療法により改善が期待される疾患、病態)

 

入院患者診療科別処方件数

  R5年度
脳神経外科

282件

外科 246件
整形外科 390件
循環器内科 358件
消化器内科 339件
その他

203件

 

入院リハビリテーション終了後の退院先

  R5年度
自宅 442件
転院施設 300件
その他 213件


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