岩手県立宮古病院

岩手県立宮古病院-臨床研修のご案内

岩手県立宮古病院での研修について

 当院は、4つの市町村からなる宮古圏域(人口:約7万2千人(令和5年12月1日現在)で唯一の総合病院であり、地域の「命と健康を守る最後の砦」となっております。

 ドクターヘリの受け入れなどの超急性期治療に加え、年間約3,000件以上の救急車搬送があり、急性期治療を中心とした医療を担っております。また平成28年、地域医療支援病院に指定(県内5番目)され、紹介患者に対する医療や救急医療を中心に行い、地域医療の確保を図っています。
 令和2年から続く新型コロナウイルス感染症は感染症5類引き下げ後、令和6年4月からは確保病床に依らない通常の対応へと変わり、当院もこの指針に沿って感染対策を進めております。
 当院では常勤在籍の診療科は13あり、超急性期、急性期、回復期などのphaseの疾患を学ぶ事ができます。経験豊富な臨床研修指導医も多数揃っており、プライマリーケアや急性期医療ができる様にマンツーマンで指導しております。

 先に開通した宮古盛岡横断道路(復興支援道路)に加え三陸沿岸道路(復興道路)が全線開通し、患者さんの搬送時間が大幅に短縮され救命に大きな役割を果たしています。盛岡へのアクセスも良くなりました。(約80km、90分)

 研修医のみなさん、まずは宮古病院の見学にいらしてください。当院9階の宮古湾の展望から院内を案内し、夜には院外で豊富な海の幸をご案内いたします。

 

2024年4月 岩手県立宮古病院長 川村 英伸